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クラウド時代を理解するためのデータベース入門

リッテルの藤井です。

今回は、データベースの話をします。

「データベースって、あまり分かってないんだよな・・・」
と思われている方も多いのではないでしょうか。
実は、データベースについて知っておくと、クラウドについて一段と理解が深まります。
今日はまず、データベースに関する大きな分類について説明します。

この分類でキーワードとなるのは、"リレーショナル"です。
一度は"リレーショナルデータベース"(以下RDB)という言葉を、
耳にしたこともあるのではないでしょうか。

この、"リレーショナル"とはどういった意味でしょうか。
よくある勘違いとしては、"リレーショナル=テーブル(表)"というものです。
それでも間違ってはいませんが、厳密には"リレーショナル"と表は別の概念です。

では、この"リレーショナル"とはなんでしょうか。
ちなみに"リレーショナル"とは、日本語で"関係"のことです。
"関係"といっても、日常用語で使う「関係」とは違うものです。

エドガー・F・コッド氏によって作られた関係モデルというものがあり、
それによって"関係"が定義されています。

この定義は次のようなもので、数学の知識なしには理解できませんが、
一応どんなものかご紹介します。

「関係 R は定義域 D1 , D2 , ・・・・・・ Dn の直積の部分集合である」

この関係モデルが、RDBの基礎となっています。

実際にRDBはどのようなものかというと、表形式のものでなければなりません。

ただし、「コッドの12の規則」というものがあり、
この規則を満たすような表でなければなりません。
また、RDBが表形式ではならない、というのもこの規則に定められています。

コッドの12の規則の詳細については、
長くなりますのでまた別の機会にお話しようと思います。

最近まで、データベースはこのコッドの12の規則を満たすRDBが主でした。
ところが近年、このRDBではないデータベースとして、
NoSQLという言葉をよく耳にするようになりました。
(SQLというのはRDBを操作する言語です。)

次回は、このNoSQLの話から始めたいと思います。

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